CASIO FX-702P

先日ヤフオクでゲットしたカシオのFX-702Pですよ。 プログラム電卓からポケコンというジャンルが発生しだした頃 (1980年代始め頃)のカシオの傑作機。 私がプログラミングというものを初めて体験した機械でもあります。

[image]

プログラミング言語はBASICの亜種でインタプリタ。 全てコマンドは4文字以内に短縮されており、 ファンクションキーとの組み合わせで呼び出すことができます。

[image]

テンキーの部分は、制御用キーとプログラムエリアの選択キーなどを兼ねています。 プログラムは1680ステップで、メモリ内に10個のプログラムを入れることができます。 ただし、プログラムのセーブやロードはオプションが必要なのと、 電池が切れてしまうとプログラムも消えてしまいます。

[image]

裏。

[image]

電池の入れる部分に、ROMを想定していたらしいカートリッジのコネクタがあります。 おそらく、業務用などに特注のカートリッジを入れることを想定していたようですが、 結局一般発売されることはなかったと記憶しています。 電池のカバーは使い込むと左側の部分が割れるのですが、 このマシンも案の定、割れていました。 まあ、割れていても動作に問題はないのですが。

[image]

というわけで、電池を突っ込んで電源を入れると… 無事に起動!

[image]

心配していた液晶の経年劣化も殆ど無く、 綺麗に「READY P0」の文字が表示されています。 これはプログラムの0番が選択されて実行可能状態にあるということです。

[image]

んー、懐かしい。なにかプログラム組んでみようか、とも思ったんだけど、 文法を忘れまくっている上にマニュアルはないので、 なかなか難しいところです。 まあ、ファンクションキーとの組み合わせ入力できるキーボードの赤青文字が、 一応コマンドのリストともなっているので、なんとか思い出しながらできるかな?

後日やってみます。