自宅サーバ化:Atom 330(D945GCLF2)べアボーンでFreeBSD

ということで、本サイトのサーバとすべく、買ってきましたよ。Atom330のべアボーン、 Noah AT330です。 秋葉原のクレバリーで約24,000円。

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こんな感じで黒い筐体を選びました。 マザーボードはIntelのD945GCLF2。

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いや、独自ボードを使ったShuttle X27Dと迷ったのですが、 X27DはオンボードLANのチップがMarvell Yukon 88E8056って怪しいチップで、しかもFreeBSD 7.0では認識せず、7.1でも挙動不審らしいってことなのでパス。PCIもPCI-expressもないのでNICの内部増設は不可能。まあ、USBでLANを使うことはできそうだけれども、そんな怪しいLANのシステムをサーバのメインのNICで使うつもりはない。

で、王道のIntel D945GCLF2かなぁ、と。これもLANがカニのRTL8111だったりするんだけど、これまたFreeBSDでは挙動不審との話もあるけど、もともとカニでサーバ組むか?ってこともあるわけで、このマザボにはちゃんとPCIスロットが付いているから、そこにIntel PRO/1000 GTあたりを突っ込んでオンボードのLANは使わなくていいじゃん、ということで。

追記:実際のところ、RTL8111はFreeBSD 7.1からは安定して使えていました。 ケーブルを接続していないのになぜか「10baseT/UTP <half-duplex>」でネゴされますが…。あと、どうしてもPCIではなくPCI-Expressを使いたいのであれば、AOPEN XC Cube LE211とかもよさそうですね。

さて、ふたを開けて中を見ます。

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大きめのケースファンがのんびり回る感じですね。 それにしても、 CPUがファンレスなのにチップセットにファンがついているという、 このIntel様のラインナップ欠如はどういうことか。

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メモリは、DDR2-533ではないと不安定だという情報もあったので、DDR2-533を購入。2GBで4,500円くらい。性能が低いメモリの方が高いのはなんか悔しい。

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で、先ほども書いた通り、Intelのマザボのくせに、乗っているLANがカニ…、ということで、何か間違っているような気がしつつも(笑)別途IntelのPRO/1000(PCI)をLANカードとして取り付けました。バルクで5000円弱。

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ライザーカード経由で取り付けます。

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HDDは2.5インチも考えたんだけど、やっぱり性能面と価格面から3.5インチ。日立のDeskstar 7K1000.BシリーズのHDT721032SLA360 (320GB)を購入。 500GBと全く同じくらいの値段だけど、こちらは375GBプラッタ1枚なので消費電力が低い。ヘッドも少ないから故障確率も低い(多分)。こちらも4,500 円くらい。

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HDD取り付け完了。合計でだいたい37,000円くらいで組めました。 光学ドライブなんてほとんど使わないものは買わなかったので (しかもスリムドライブは高い…)、その部分はがっぽり空間が空いています。

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ということで、PATA経由で余っていた古いDVD-ROMドライブを接続し、 裸状態でOSのインストール。 FreeBSD 7.1-BETA2を入れますね。

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インストールは順調に進行中…。

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